展覧会
一本の木には、それぞれ固有の形と表情があります。ジョージ・ナカシマ(1905–1990)は、その個性を生かす家具を追求した家具デザイナーであり木工家です。節や割れ、年輪のゆらぎを受け止めて生まれる造形は、工業製品とも工芸品とも異なる存在感を放ち、そこには素材への深い敬意に根ざしたものづくりの思想が息づいています。
本展では、60年以上にわたり唯一日本でナカシマの家具を製作し続ける香川県・桜製作所の現場に焦点を当てます。一本の木を見極め、かたちへと導く職人仕事から浮かび上がるのは、大量生産や模倣とは一線を画す、素材と向き合う誠実なものづくりの姿です。木の生命を「かたち」へと導く職人たちの営みに触れ、ものを使い継ぐ豊かさを見つめ直す契機となれば幸いです。
展覧会情報
| 開催期間 | 2026年10月3日(土)~12月13日(日) |
|---|---|
| 開催場所 | 竹中大工道具館1階ホール |
| ミュージアム | 竹中大工道具館 |
| 住所 | 神戸市中央区熊内町7-5-1 |
| 開館時間 | 9時30分~16時30分(入館は16時まで) 月曜休館(祝日の場合は翌平日) |
| アクセス | 市営地下鉄「新神戸駅」北出口より徒歩約3分 神戸市バス2系統・18系統「熊内6丁目」下車徒歩約2分 シティループ「12新神戸駅前(1F)」下車徒歩約3分 |
| URL | https://www.dougukan.jp/special_exhibition/where_trees_live_again |
| 料金 | 一般1,000円、大高生700円、中学生以下無料、65歳以上700円 ※常設展観覧料を含む |
| お問い合わせ | 竹中大工道具館 078-242-0216 |
| 主催 | 竹中大工道具館 |
掲載情報は 2026年09月02日 配信時のものです。
現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
料金は税込表記を基本としています。
関連イベント
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講演会「ジョージ・ナカシマから考える木の仕事 ― 野趣と洗練をめぐる対話」
“野趣と洗練が共存するものづくり”をキーワードに、木工藝家・人間国宝の須田賢司氏と、ジョージ・ナカシマの家具製作を唯一日本で担う桜製作所代表取締役社長・永見宏介氏が語り合います。
開催日時 2026年9月27日(日)13:30~15:00 開催場所 竹中大工道具館 1階ホール 備考 講師:須田賢司(木工藝家・人間国宝)、永見宏介(桜製作所 代表取締役社長)
参加費:無料(別途入館料が必要)
定員:先着 80名 ※事前申し込み制 -
桜製作所の端材でつくる木のチャーム ―展示解説付き
桜製作所の家具製作の過程で生まれる端材を使って、オリジナルの木のチャームをつくります。あの名作家具に使われた木の端材に出会えるかも!?
展示解説とあわせて木の個性や表情を楽しみながら、世界に一つだけのチャームを完成させましょう。開催日時 2026年10月18日(日)、11月15日(日) ①10:00~12:00、②13:30~15:30 開催場所 竹中大工道具館地下2階木工室 備考 展示解説:10月18日:担当学芸員、11月15日:永見宏介(桜製作所 代表取締役社長)
参加費:1,000円(別途入館料が必要)
定員:各回とも小学生以上 先着10名 ※小学生は保護者とペアでのご参加 ※事前申し込み制 -
ワークショップ「革張りスツールをつくろう」
桜製作所で高校生インターンが製作実習として取り組むスツールづくりに挑戦します。ブラックウォルナット材の部材を磨き、革張りに挑戦します。桜製作所が厳選した材料を使って素材と向き合いながら、椅子づくりの基本的な工程を体験してみませんか。
開催日時 2026年11月7日(土)、8日(日)10:00~16:00 開催場所 竹中大工道具館B2F木工室 備考 材料提供:桜製作所
参加費:28,000円(別途入館料が必要)
定員:各日とも 中学生以上先着5名 ※事前申し込み制
