展覧会
スギやヒノキで柱を立て、ススキやヨシで屋根を葺き、イグサを編んだ畳の上で暮らす。日本では、昔から身近な植物をうまく活用して住まいを築き、自然の恵みを生かしてきました。
本展では、日本の伝統的な木造建築を支える「植物」と「匠」の技に注目し、それぞれを植物学と建築学の視点から読み解きます。
さらに、それらが循環する社会の中でどのような役割を果たしてきたのか、その知恵と工夫をご紹介します。
自然が育んだいのちを、人間の知恵によって繰り返し生かし続けていく―。
そんな、丁寧で温かなものづくりの世界をどうぞお楽しみください。
展覧会情報
| 開催期間 | 2025年10月11日(土)~12月14日(日) |
|---|---|
| 開催場所 | 竹中大工道具館1階ホール |
| ミュージアム | 竹中大工道具館 |
| 住所 | 神戸市中央区熊内町7-5-1 |
| 開館時間 | 9時30分~16時30分(入館は16時まで) 月曜休館(祝日の場合は翌平日) |
| アクセス | 市営地下鉄「新神戸駅」北出口2より徒歩約3分 神戸市バス2系統・18系統「熊内6丁目」下車徒歩約2分 シティループ「12新神戸駅前(1F)」下車徒歩約3分 |
| URL | https://plantsandcrafts.dougukan.jp/kobe/ |
| 料金 | 一般700円、大高生500円、中学生以下無料、65歳以上500円 ※常設展観覧料を含む |
| お問い合わせ | 竹中大工道具館 078-242-0216 |
| 主催 | 竹中大工道具館、伝統建築工匠の会 |
| 備考 | 特別協力 国立科学博物館 協 力 神宮司庁、日本伝統建築技術保存会、全国社寺等屋根工事技術保存会、 文化財畳技術保存会、日本茅葺き文化協会 補 助 令和7年度日本博事業2.0事業(補助型) (独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁) |
掲載情報は 2025年10月13日 配信時のものです。
現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
料金は税込表記を基本としています。
関連イベント
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体験・実演「檜皮を葺いてみよう」
職人の指導のもと、檜皮葺き屋根の模型に、檜の皮を一枚ずつ丁寧に重ね、竹釘を屋根金槌で一本一本打ち込んで固定する作業を体験していただきます。また熟練の職人による檜皮を材料として整える作業や、杮葺(こけらぶき)に使われる薄い板を一枚ずつ割ってつくる様子もご覧いただけます。 普段は見られない伝統技術の世界を、間近でぜひご覧ください。
開催日時 2025年10月25日(土)、26日(日)
①10:00~12:00 、②13:30~16:00開催場所 竹中大工道具館地下2F木工室 備考 講 師 全国社寺等屋根工事技術保存会
参加費 無料(別途入館料が必要)
申込み 不要・開催時間内であれば随時受付 -
体験・実演「畳のつくりかたを見てみよう」
普段見ることの少ない畳の手作りの様子を、職人が目の前で実演。素材や道具の使い方、仕上げの技まで、伝統技術を間近で体感できます。体験コーナーでは、畳パズルを使って実際に畳を敷く体験も!
畳の敷き方に込められた職人の知恵と工夫を楽しく学べます。お子さまから大人まで、どなたでも気軽にご参加いただけます。開催日時 2025年11月8日(土)、9日(日)
10:00~12:00/14:00~16:00の間のお好きな時間開催場所 竹中大工道具館地下2F木工室 備考 講 師 文化財畳技術保存会
参加費 無料(別途入館料が必要)
申込み 不要・開催時間内であれば随時受付 -
体験・実演「茅を葺いてみよう」(抽選イベント)
昔ながらの茅葺き屋根の技術を、実際に体験できる参加型イベントです。屋根の下地の上にススキを一束ずつ丁寧に載せていき、最後はハサミを使って表面を整えるところまで、茅葺きの基本的な工程を体験していただきます。職人の指導のもと、手を動かしながら茅の扱い方や屋根の形を整える工夫を学べる貴重な機会です。自然素材と向き合いながら、伝統的な暮らしの知恵や技術の奥深さを実感してみませんか?
開催日時 2025年11月15日(土)、16日(日)
①10:00~12:00 、②13:30~16:00開催場所 竹中大工道具館特設会場 備考 講 師 日本茅葺き文化協会
参加費 500円(別途入館料が必要)
対 象 小学4年生以上
※小学生は保護者1名要同伴、小学生は保護者とペアでの参加となります。
定 員 各回とも 20名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
申込み ハガキ・WEB(申込方法詳細はHPを参照)
締切り 2025年10月24日(金)まで
