EXHIBITION

展覧会

社寺建築の美しさの謎を解く 日光の彩色と金工

2024年9月14日(土)~12月15日(日)

開催場所 竹中大工道具館

世界遺産「日光の社寺」。国宝9棟、重要文化財94棟の文化財建造物を中核とする日本が世界に誇る文化遺産です。17世紀の日本を代表する天才的芸術家の作品群といわれ当時最高水準の建築技術によって作られました。
その魅力は、なんといっても日光東照宮や日光山輪王寺大猷院などの圧倒的に絢爛豪華な建築装飾です。これらの建造物は、今日までその輝きを失っていません。伝統的な技と技術、そしてそれらを活かす知識を確実に継承し、保存修理を繰り返してきた匠の力がそれを成し遂げているのです。これらの「伝統建築工匠の技」は、2020年12月にユネスコ無形文化遺産として登録されました。
本展では、伝統建築工匠の技のうち、日光の社寺を彩り、比類のない豪華さときらびやかさを際立たせている装飾技術の「彩色」と「金工」に着目し、その美しさの謎に迫ります。普段は遠目にしか見ることができない、きらびやかな建築装飾の世界と伝統技術の粋をぜひ間近でご鑑賞ください。

INFORMATION

展覧会情報

開催期間2024年9月14日(土)~12月15日(日)
開催場所竹中大工道具館1階ホール
ミュージアム 竹中大工道具館
住所神戸市中央区熊内町7-5-1
開館時間9時30分~16時30分(入館は16時まで)
月曜休館(祝日の場合は翌平日)
アクセス市営地下鉄「新神戸駅」北出口2より徒歩約3分
神戸市バス2系統・18系統「熊内6丁目」下車徒歩約2分
URLhttps://www.dougukan.jp/special_exhibition/nikko_kobe
料金一般700円、大高生500円、中学生以下無料、65歳以上500円
※常設展観覧料を含む
お問い合わせ竹中大工道具館 078-242-0216
主催竹中大工道具館、伝統建築工匠の会
備考後  援 兵庫県、日光市、二戸市
特別協力 日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山神社
協  力 日光社寺文化財保存会、社寺建造物美術保存技術協会、
     日本うるし掻き技術保存会、金沢金箔伝統技術保存会、
     石川県箔商工業協同組合、鈴木錺金具工芸社、
     浄法寺歴史民俗資料館、TOPPAN
補  助 令和6年度日本博事業2.0事業(補助型)
     (独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
#企画展

掲載情報は 2024年08月10日 配信時のものです。 現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
料金は税込表記を基本としています。

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EVENT

関連イベント

  • 実演「日光の彩色・漆箔押し」

    日光の伝統的な彫刻生彩色(いけざいしき)の工程を実演します。
    【内容】①漆箔押し(漆塗の上に金箔を貼る)
        ②岩絵の具による着彩

    開催日時2024年9月28日(土)・29日(日) 10:00~12:00/13:30~16:00(29日は14:30まで)
    開催場所竹中大工道具館地下2階 木工室
    備考講 師 日光社寺文化財保存会技能士
    ※申込不要・見学自由(別途入館料が必要)

    補 助 令和6年度日本博2.0事業(補助型)
        (独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
  • 体験教室「伝統的な彩色技法で花文様を描く」

    日光の社寺修復に携わる彩色職人と金箔製作職人を講師にお迎えし、伝統的な岩絵の具や金箔を使った彩色手法で花文様を描きます。

    開催日時2024年10月5日(土) ①9:30~10:30、②11:00~12:00、③13:30~14:30、④15:00~16:00
    開催場所竹中大工道具館地下2階 木工室
    備考講 師 松村製箔所、日光社寺文化財保存会技能士
    参加費 2,000円(別途入館料が必要)
    定 員 各回とも小学3年生以上 10名(応募者多数の場合は抽選)
    申込締切 2024年9月20日(金)
    申込方法 当館HPの企画展関連イベントページより詳細ご確認のうえお申込みください

    補 助 令和6年度日本博2.0事業(補助型)
        (独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
  • ワークショップ「浄法寺漆でお椀をつくる」

    15年以上かけて育てた木から、わずか牛乳瓶1本分しか採取されないという貴重な「浄法寺漆」(岩手県二戸市産)を使用して自分だけのお椀をつくります。
    シンプルで堅牢な「暮らしの器」である浄法寺塗は、使うごとに艶を増し、修理や塗り直しをしながら世代を超えて使い続けられる漆器です。
    今回、浄法寺から特別に職人(漆掻き・塗師)をお招きしますので、浄法寺における漆採取と漆塗りの技についても実演・講義していただきます。
    漆について詳しく知りたい方におすすめです。
    ※浄法寺漆を採取する伝統の技は2020年にユネスコ無形文化遺産「伝統建築工匠の技」の一つとして登録されました。本イベントはその登録を記念して開催されます。
     
    【内容】
    ①漆掻き実演・体験(本物の漆の木を削ります)
    ②漆掻き・漆塗りの技についての講義(30分程度、漆器ができるまでの流れ:植栽~漆掻き~木地工程~塗工程、道具等の解説を行います)
    ③小ぶりなお椀の内側に浄法寺漆を使って仕上げ塗りを行います(椀外側は事前に仕上がっている状態から)。
    ※完成品は後日参加者へお届けします。(漆硬化時間を考慮し、約1.5カ月後発送)

    注意:当館HPの本ワークショップページ内に特記事項があります。お申込みの前に記載事項を必ずご確認ください。

    開催日時2024年11月9日(土) ①10:00~12:00、②13:30~15:30
    開催場所竹中大工道具館地下2階 木工室
    備考講 師 滴生舎 塗師
    参加費 24,000円(お椀代・完成後の送料を含む、別途入館料が必要)
    定 員 各回とも高校生以上 5名(応募者多数の場合は抽選)
    申込締切 2024年10月25日(金)
    申込方法 当館HPの企画展関連イベントページより詳細ご確認のうえお申込みください

    補 助 令和6年度日本博2.0事業(補助型)
        (独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
  • ワークショップ「浄法寺漆でストラップをつくる」

    15年以上かけて育てた木から、わずか牛乳瓶1本分しか採取されないという貴重な「浄法寺漆」(岩手県二戸市産)を使用した、かわいらしいストラップをみがきます。
    漆器は使うことでより光沢が増していくことを理解・体感できます。
    今回、浄法寺から特別に職人(漆掻き・塗師)をお招きしますので、浄法寺における漆採取と漆塗りの技についても実演・講義していただきます。
    漆について詳しく知りたい方におすすめです。
    ※浄法寺漆を採取する伝統の技は2020年にユネスコ無形文化遺産「伝統建築工匠の技」の一つとして登録されました。本イベントはその登録を記念して開催されます。

    【内容】
    ①漆掻き・漆塗りの技についての講義(30分程度、漆器ができるまでの流れ:植栽~漆掻き~木地工程~塗工程、道具等の解説を行います)
    ②漆掻き実演・体験(本物の漆の木を削ります)
    ③漆ストラップを磨いて仕上げます(8種類の絵柄から選べます)
    ※完成品は即日持ち帰り可能

    注意:当館HPの本ワークショップページ内に特記事項があります。お申込みの前に下記URLの記載事項を必ずご確認ください。

    開催日時2024年11月10日(日) ①10:00~11:15、②13:00~14:15、③14:45~16:00
    開催場所竹中大工道具館地下2階 木工室
    備考講 師 日本うるし掻き技術保存会会員
    参加費 2,500円(漆ストラップ代含む、別途入館料が必要)
    定 員 各回とも10歳以上 10名(応募者多数の場合は抽選)
    申込締切 2024年10月26日(土)
    申込方法 当館HPの企画展関連イベントページより詳細ご確認のうえお申込みください

    補 助 令和6年度日本博2.0事業(補助型)
        (独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
  • 実演・体験教室「錺金具の彫金」

    ※詳細は決まり次第、更新予定です。

    開催日時2024年11月16日(土) ①10:00~11:00、②13:00~14:00
    開催場所竹中大工道具館地下2階 木工室
    備考講 師 鈴木錺金具工芸社
    参加費 2,000円(別途入館料が必要)
    定 員 各回とも小学校4年生以上 10名(応募者多数の場合は抽選)
    ※申込方法は準備が出来次第、当館HPの企画展関連イベントページにてお知らせします

    補 助 令和6年度日本博2.0事業(補助型)
        (独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)