展覧会
構図、デッサン、色彩…絵は画家のさまざまな考えと対象へのまなざしをもとに描かれます。絵を見て、この色の使い方が心に残る、素敵だ!と感じたことはありませんか。コレクション企画展示前半は色に注目し、小磯良平、金山平三、角野判治郎、今井朝路、田村孝之介、竹中 郁、伊藤継郎、関口俊吾、中島節子、鴨居 玲など当館が収蔵する神戸ゆかりの作家作品を紹介します。小磯良平《花(アネモネ)》は、赤系統の色の使い方が印象的です。ガラスのコップに活けられた華やかなアネモネと、下に敷かれた装飾的な織物の文様にも、深紅色やベージュが躍動的に見え響きあいます。角野判治郎《モンパルナスのキキ B》は、青い袖なしドレスを着たモデルを描いています。中島節子《立つ人々》は、人の姿を抽象化して背景を薄い黄色でまとめており、まるで画面が発光しているようです。普段と異なる並べ方で、さし色や全体色調など色彩の競演をお楽しみください(展示室 1)。
後半は、近年の新収蔵品を紹介します。とりわけ、2025 年春は明確な意思のもと収集された小磯良平コレクションを受贈した特別な時期でした。ひとつめは、《西洋婦人図》を含む油彩・素描・エッチングで、大阪の医師・磯部 茂博士の愛蔵品でした。新収蔵品の油彩画は 1970~80 年代の作で、小磯良平の画業をたどるうえで当館のコレクションを補完する存在となりました。ふたつめは、阪急御影駅南で文化サロンとして長く活動した世良美術館のコレクションです。戦後、絵を小磯良平に学んだ洋画家・ピアノ教師の世良臣絵が開設し、二人の交流をうかがえる素描が展示されていましたが、2025年3 月に閉館となり、当館が小磯良平の作品資料を継承しました。ぜひご覧ください(展示室2)。
小磯良平作品選Ⅰでは《ベニバナ》《オリーブ》《サフラン》《アンズ》など料理でなじみのある薬用植物画 13 点を展示するコーナーを設けます(展示室3)。計 111 点を展示。
展覧会情報
| 開催期間 | 2026年4月4日~5月17日 |
|---|---|
| 開催場所 | 神戸市立小磯記念美術館 展示室1、2、3 |
| ミュージアム | 神戸市立小磯記念美術館 |
| 住所 | 〒658-0032神戸市東灘区向洋町中5丁目7 ※六甲ライナー「アイランド北口駅」下車すぐ |
| 開館時間 | 10時から17時(入館の受付は16時30分まで) |
| アクセス | 【電車】JR「住吉駅」、阪神「魚崎駅」から六甲ライナーに乗り換え、「アイランド北口駅」(小磯記念美術館前)下車、西へ徒歩すぐ 【バス】阪急「御影駅」南側から、みなと観光バス131系統「ウエストコート3番街前」下車すぐ JR「新神戸駅」から、みなと観光バス21系統「神戸ベイシェラトン」下車徒歩7分 |
| URL | https://www.city.kobe.lg.jp/koisomuseum/ |
| 料金 | 一般:200円(160円)、大学生:100円(50円)※( )内は30名以上の団体料金 高校生以下:無料(学生証、生徒手帳などをご提示ください。) ・神戸市在住の65歳以上の方:無料(年齢と住所を証明できるものをご提示ください。) ・障がい者手帳またはスマートフォンアプリ「ミライロID」のご提示で無料 |
| 主催 | 神戸市立小磯記念美術館 |
| 備考 | ◆駐車場の工事について 美術館の地下に六甲アイランド公園西駐車場(有料)があります。工事中のため、ご利用できない場合(期間)があります。 駐車場管理事務所:078-857-9301 |
掲載情報は 2026年04月22日 配信時のものです。
現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
料金は税込表記を基本としています。
