展覧会
展覧会の概要
今回のコレクション展は、没後10年を迎えた中西勝の作品を中心に、わたしたちの感覚を揺さぶる作品をご紹介します。描かれたモチーフや主題がどのような状況を表しているにしても、そこには、存在が強く主張された「たくましい生命」があります。これらの、一見、異世界のようにも思われるような、目に見える現実のかたちから大きくかけ離れた様子をあらわした作品に向かいあうためには、みなさまの心の奥深くに隠れている感覚を研ぎ澄まし、目覚めさせることが不可欠です。 いざ、豊饒未知の表現世界へ—恐れることなくダイブ!
※神戸ゆかりの美術館の所蔵品から、油彩画など平面作品68点、彫刻など立体作品12点の作品をご紹介します。
【出品予定作家】中西勝、西村元三朗、梅宮馨四郎、貝原六一、吉見敏治、堀江優、上尾忠生、角野判治郎、上田清一、川端謹次、山本常一、角卓、田中徳喜、藤田鶴夫、元永定正、丸本耕、藤本敬八郎
主な出品作品
没後10年を迎える中西勝(1924-2015)は、「猫の目のように絵が変わる」と評されたこともあるほど、生涯に手がけた作品の表現スタイルを大きく変化させました。しかし、いずれの作品においても、作品の内から何らかの感情が湧き上がり、観る者にうったえかけてくるという点においては、一致しています。それは、中西が、楽しく綺麗なものを感じていた少年期、悲惨であった従軍の記憶、戦後の飢餓と混乱、自家用車を運転しながらの冒険に満ちた世界一周旅行、阪神淡路大震災、といったさまざまな経験や出来事に裏付けられた感情です。「たくましく生きる」力強い生命感が中西作品の表現の核となっています。 ※作品はすべて神戸ゆかりの美術館蔵
展覧会情報
| 開催期間 | 休館日:月曜日(ただし2月23日は開館)、2月24日(火曜) |
|---|---|
| 開催場所 | 神戸ゆかりの美術館 |
| ミュージアム | 神戸ゆかりの美術館 |
| 住所 | 神戸市東灘区向洋町中2丁目9-1 |
| 開館時間 | 10:00~17:00(入館受付は16:30まで) |
| アクセス | ・電車:JR「住吉駅」、阪神「魚崎駅」乗り換え、六甲ライナー「アイランドセンター駅」下車、南東へ徒歩3分 ・バス:阪急「御影駅」南側から、みなと観光バス131系統で「アジアワンセンター」下車、南へ徒歩5分 ・自家用車でお越しの方は近隣の有料駐車場をご利用ください。 ※当館最寄りの駐車場は、地下の「神戸ファッションプラザ駐車場」です。 |
| URL | https://www.city.kobe.lg.jp/a45010/kanko/bunka/bunkashisetsu/yukarimuseum/takumashiiinochi.html |
| 料金 | ・一般:200(150)円/大学生、65歳以上:100(50)円/高校生以下無料 ※( )内は30名以上の団体料金 ※大学生、高校生の方は学生証などをご提示ください ・神戸市在住の65歳以上の方は、住所と年齢が証明できるもののご提示で無料 ・障がい者手帳またはスマートフォンアプリ「ミライロID」などのご提示で無料 ・小磯記念美術館、神戸ファッション美術館の当日入館券(半券)をお持ちの方はご提示で団体割引料金 |
| お問い合わせ | 078-858-1520(神戸ゆかりの美術館) |
| 主催 | 神戸ゆかりの美術館 |
掲載情報は 2025年11月18日 配信時のものです。
現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
料金は税込表記を基本としています。
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会期中の毎週木曜日、就学前のお子様と一緒にご来館の方は、全員団体料金でご入館いただけます。
